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不動産の名義について

こんにちは。

世田谷の相続相談屋です。

前回、お正月の家族会議のお話をしましたが、そこで問題になったのは
先代の相続時に作った(交した)遺産協議書の内容と、実際に登記の名義が
違っていた事でした。。

話は飛びますが、以前、「不動産共有名義を解消したい」という相談が増えたと
感じた、と投稿した事がありますが・・・

遺産協議書の内容と、実際に登記名義が相違している事例は過去に何度も経験しております。
対処法としては色々選択肢がありますが、正にケースバイケース、、

特に名義変更する場合、贈与税の問題が大きく
拘わるので慎重に対応したいところです。

お正月に資産について考えよう!

こんにちは。
もうすっかり年末ですね、、正月も近い・・・(^^;)
お正月と言えば親戚で集まる機会も多いでしょう、、!?

これを機会に我が家の資産、相続対策を含めて考える良い機会かもしれません。
※(相続対策は相続が起きた後より、生前の方がはるかに色々な対策がとれますので生前の対策はとても重要になります。)
色々な情報が出回っていますが、なにから始めて良いか、わからず混乱している方もいらっしゃいますよね。。

ザックリですが、下の項目に当てはまる方は、是非一度点検をされたら如何でしょうか?

◎ 遺作成していない方(やはり遺言は必須しょう。)
◎ 遺言の記載内容は慎重に!!遺言が基で相続争いが勃発したケースも・・・
◎ 夫婦でもお金は他人・身内の間でも、多額の貸したお金と贈与したお金の区別付いてない方(出世払いを含む)
◎ 配偶者が居ない方・・・相続
◎ 再婚された方(配偶者は遺産の半分まで相続税が無税)
◎ 子供さんが居ない場合(相続の際配偶者の身内と遺産分割が必要)
◎ 養子縁組をすれば相続人が増えるので税対策になる。
(但し、権利者も増えるので権利対策が必要)
◎ 認知した婚外子がいる場合・・・※相続が発生し戸籍を確認したら「別に知らない子供が居たケースもありました」
◎ 2世帯住宅で共有登記している場合
◎ 経営者等での会社に貸付金がある人
◎ ,のご夫婦の方
◎ これからアパート等を建築予定の方(現在お持ちの方う含め)
◎ 未登記(先代名義等)の不動産をお持ちの方(代変りするほど大変)
◎ 身内(相続人)が海外に居住している方が居る場合
◎ 後継者が無く、大切なペットの将来が心配な方
(遺言を活用しペットの将来の不安を解消)ペットに遺産を残す方法には、現実の実務では難しいところもあるようです。
◎ 預金など子や孫へ生前贈与を行ったが管理が曖昧な方
◎ 問題は承知しているがどの専門家に頼むかわからない
◎ 何となく心配・・・実は良くある相談です

相続対策って言うけど、何をすればいいの?

相続はある日突然やってきます。 相続が発生した後は、生前と比較し、出来る対策が極端に限られてきます。 申告や申立て期限等、限られた期間の中で重要な選択、決断をしなければならない事も・・・

相続は時間や手間暇が取られ、費用もかかります。

更に相続は百人百色です、各々家庭により事情が違いますので

これが絶対正解という方法はありません。
ですから相続には是非「事前準備、対策」が必要ではないでしょうか。 事前の準備次第では、 相続税、贈与税など削減できる場合で有ったり、親族同士

の無用な争いを避けることも可能なのです。
では、何すれば良いのでしょうか?! 相続対策は一般的に、主に次の3つの項目に大別できます。

1、遺産の分割対策(争族だけではなく、事業継承、分け難い資産の対策など)

2、納税資金の対策

3、節税対策 (相続税の他、贈与税、譲渡税など含め

※全ての方がこの3点を全て必要とする訳ではありません人により優先順位もちがうでしょう。

相続税の心配が無い方、納税資金が確保出来ている方や、事業家であったり、家族関係が複雑である方など各々家庭により事情が違ってきます。

また、人によっては、負債の対策も重要な対策の一つでしょう。

相続対策に当り、共通して必要な事は次の事かと思います。

1、財産内容の確認

2、借金、連帯保証等、負債の確認

3、推定相続人(相続の発生時に相続になる方)の確認

などなど・・・その上で何を優先するか検討し進んで行くと思います。

 

相続対策には、 各家庭でそれぞれの選択肢が違ってきます、最善策の検討が必要と考えます。

また、時間の経過と共に、民法や税制改正、家庭環境は変遷して行きます、

必要に応じて定期的に修正することも重要かと考えます。

 

1、節税対策  2、納税資金対策  3、遺産の分割(争族)対策

それぞれの対策については、別の機会に事例などを交え触れたいと思います。

 

※このブログに記載している記事の専門的な個所は、税理士さんや弁護士さん、司法書士さん

など、それぞれの専門家の意見を頂き掲載しております。

ご心配事や気に為る方は些細な事でも結構ですので、お気軽にご相談ください。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。