Monthly Archives: 8月 2016

相続、相続対策は相続税以外にも色々あるのです!!

相続や、対策というと、なんと行っても相続税を考えると思います。 しかし、相続税は亡くなった方すべてに関係するわけではありません。

「うちは相続税を支払う程の財産が無いから大丈夫!」とお考えの方も多いのではないでしょうか?

しかしこれは大きな間違いの可能性が高いです。

相続税は相続手続きの一部分でありむしろ、相続税が無い方の方が圧倒的に多いのです。 また、相続税以外に所得税、譲渡税、贈与税、登録免許税、 実際の相続は、私たちが想像している以上にお金と手間がかかるものです。

それらの手続きには期限が限られる事も多いです。

たとえば・・・ ◎被相続人(亡くなられた方)の通夜、葬儀から始まり、祭事の他

・死亡届、健康保険、など役所関係の届出、手続き等

・遺産内容、資産や負債(借金や、厄介な連帯保証等含)の把握

・相続人(権利者)の確定

・遺言が無しの場合、遺産の分け方の検討(遺産分割協議)

・負債が大きい場合、相続放棄や限定承認等の検討(3カ月以内)

・被相続人の準所得税の申告(準確定申告)

・許認可名義変更(事業者の場合) ・預貯金の名義変更 ・不動産の相続登記

・公共料金等の名義変更

・債務、借入等の引継(債権者との協議が必要) ・生命保険の保険金請求手続き

・お墓や仏壇の手配や購入 ・相続税の有無の検討、申告 など、相続税の有無に拘わらず以上のような手続きが必要です。

 

大切な人が亡くなり、悲しみにくれる直後から、やるべきことが次から次へと出てきます。 その慌しさは、想像以上です。開けてビック!想像を絶する事態に遭遇なんていう事も有ります。
特に賃貸アパート、賃貸物件を所有の方や、何か契約途中の方など入居者や相手先が迷惑を被る場合も有ります。
上記に挙げたのは、ほんの一例に過ぎません。そして、各手続きを漏れのないよう、 しっかり行っていく必要があるのです。
相続が起きてから上記の手続きを行うのは容易な事ではありません相続の準備に「早過ぎる」ことはありません。

 

最近相続をテーマにしたドラマが増えた様に感じます。これも今の時代背景なのでしょう !

事前に少しずつでも準備をしていくことが大切と考えております。

 

 

 

相続対策・・・ザックリですがこんな方はご確認を!!

平成27年(昨年)からの相続税改正はご存知の事と思います。
☆これを機に我が家の資産、相続対策を含めて考える方が増えております。前回の書き込みのように、、

☆(相続対策は相続が起きた後より、生前の方がはるかに色々な対策がとれますので
生前の対策はとても重要になります。)色々な情報が出回っていますが、なにから
始めて良いか、わからず混乱している方もいらっしゃるようです。
以下に該当したあなた!ほんの一例ですが参考になればと思い記載いたします。

◎ ,を作成していない方(やはり遺言は必須しょう。)
◎ 遺言の記載内容は慎重に!!遺言が基で相続争いが勃発したケースも・・・
◎ 夫婦でもお金は他人・身内の間でも、多額の貸したお金と贈与したお金の区別付いてない方(出世払いを含む)
◎ 配偶者が居ない方・・・相続
◎ 再婚された方(配偶者は遺産の半分まで相続税が無税)
◎ 子供さんが居ない場合(相続の際配偶者の身内と遺産分割が必要)
◎ 養子縁組をすれば相続人が増えるので税対策になる。
(但し、権利者も増えるので権利対策が必要)
◎ 認知した婚外子がいる場合・・・※相続が発生し戸籍を確認したら「別に知らない子供が居たケースもありました」
◎ 2世帯住宅で共有登記している場合
◎ 経営者等での会社に貸付金がある人
◎ ,のご夫婦の方
◎ これからアパート等を建築予定の方(現在お持ちの方う含め)
◎ 未登記(先代名義等)の不動産をお持ちの方(代変りするほど大変)
◎ 身内(相続人)が海外に居住している方が居る場合
◎ 後継者が無く、大切なペットの将来が心配な方
(遺言を活用しペットの将来の不安を解消)ペットに遺産を残す方法には、現実の実務では難しいところもあるようです。
◎ 預金など子や孫へ生前贈与を行ったが管理が曖昧な方
◎ 問題は承知しているがどの専門家に頼むかわからない
◎ 何となく心配・・・実は良くある相談です

欄外~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

◎ 意外と使える生命保険活用
◎ アパート等賃貸経営は税対策も大切ですが健全経営が優先です!

今後、このブログの中でも機会をみて、事例、失敗等を交えてお話したいと思っております。
最後までご覧いただきありがとうございました。